サックスとアドリブ練習帳

サックスを学び、アドリブを学ぶ日々の記録

ジャズのアーティキュレーションの練習方法

自分の演奏の録音を聴いて、

  • こんなはずじゃない~
  • かっこ悪い~

と思ったことがある人も多いと思います。
私もそう思っています。

それを先生に相談したところ、
まあいろいろと原因はあるものの、
一つの大きな問題として、

ジャズのアーティキュレーションになっていない

ということが分かりました。

練習方法についても教えてもらったので、
今回はアーティキュレーションについて書きます。

アーティキュレーションの練習方法

ジャズ、特にビバップのアーティキュレーションは
日本の音楽のアーティキュレーションとは全く違うと思います。

なので、意識的に勉強して練習しないと、
普段の生活の中で勝手に身につくものではないです。

その練習方法なんですが、

スキャットを研究すること

なんだそうです。
いわゆる、歌手がアドリブでドゥビドゥバと歌うあれですね。

あのアーティキュレーションというか、
強弱の付け方だったり、発音の感じを身に付けて、
それを楽器で表現する感じなのだそうです。

なので、

  • 上手なスキャットの演奏をひたすら聴き
  • 一緒になって歌えるようになること

が、一番の練習方法とのことでした。

参考音源

じゃあ何を聴けばいいのということなのですが、
スキャットが上手な人で教えてもらった一人が、
サラヴォーン(Sarah Vaughan)でした。

YouTubeでスキャットをしている動画を見つけたので、
こちらでご紹介します。

www.youtube.com

この動画の55:30くらいから始まる
IF I HAD A BELL
という曲が、全編にわたってスキャットをされています。

普通にかっこいいですし、聴いていて楽しい気持ちになります。

まとめ

今回は、ジャズのアーティキュレーションについてでした。

私もこれから練習していきますが、
早くかっこよく吹ける人たちの仲間入りをしたいですね。

まずは、このスキャットを口ずさめるようになるまで聴きこみたいと思います。

一日の練習メニューを考えてみた(アドリブ篇)

社会人になると、楽器の練習の時間ってなかなか取れないですよね。
自分の場合は、平日に練習するのはまず無理です。
週末になんとか時間を見つけてって感じですね。

だからこそ、少ない練習時間を有効に活用できるように、
練習メニューを考えてみました。

今回は、楽器自体の練習は含めず、アドリブの練習という観点で作っています。
レッスンを受け始めて1年くらいですが、
なかなか上達しないので、アドリブ初心者向けって感じかと思います。

大きくは、基礎練習と曲練習の2パートです。


基礎練習

コード練習

まずは、アドリブの基本となるコードの練習です。
といって、いきなり楽器を吹き始めるわけではないです。

レッスンを受け始めて思ったのですが、
アドリブができるようになるためには、
覚えないといけないことがたくさんあるんですよね。

一番最初に覚えるのがコード(和音)だと思います。

コードとは
任意を音をRootとして、その上に3度ずつ音を積み重ねたもの
です。

3度というのが曲者で、長3度と短3度の組み合わせで、
メジャーになったり、マイナーになったりします。

ジャズの場合は基本的に4和音なので、
さらに「7th(セブンス)」も覚える必要があります。
しかも、12Keyあります。

といった感じで、ここがいきなりハードルが高いです。
が、覚えないと始まらないので、地道に頑張っていきます。

ポイントとしては、

  • まずは楽器は使わずに言葉で覚える(ドミソ、レファラ・・・)
  • 楽器を使って、覚えた音と指をリンクさせる

というステップを踏む感じかなと思います。

スケール練習

次に、スケール練習です。
ここもコードと同じくたくさんあります。

まずは基本となるメジャースケール(イオニアン)です。
いわゆる「ドレミファソラシド(×12Key)」ですね。
ここを覚えないことには何も始まりません。

そこから徐々に、ドリアン、ミクソリディアン・・・と
増やしていく感じかと思います。

コードの時と同じなのですが、とにかく覚えないことには始まらないので、
練習の時も、
書いてあるものを吹く
のはダメで、
頭の中でイメージしながら吹く
を徹底していきます。

フレーズ練習

基礎練習の最後に、フレーズ練習です。
ここでは、Ⅱ-Ⅴなどで使えるお決まりフレーズを、
12Keyで吹けるように練習してきます。

いきなりは覚えられないので、
一つ一つのフレーズをじっくり練習していきます。

ここでもですが、12Keyでフレーズを書くとかはNGです。
辛いですが、覚えないことには曲で使えないので。。。

考え方としては、

  • フレーズの最初の音は、コードの何番目の音か?
    (Root?3度?・・・)
  • フレーズの動きはどうなってるか?
    (分散和音で上がる?スケールで下がる?・・・)

といったことを意識していくのだと思います。

曲練習

曲に合わせてコードを吹く

最初はやっぱりコードです。
練習したい曲を決めて、その曲のマイナスワンに合わせて、
分散和音で吹いていきます。
(当然、コードトーンは暗譜です)

ポイントとしては、
Rootから吹くだけでなく、展開系も吹けるように
ということでしょうか。

つまり、常に

  • 1-3-5-7(ドミソシ)

と吹くだけでなく、

  • 3-5-7-1(ミソシド)
  • 5-7-1-3(ソシドミ)
  • 7-1-3-5(シドミソ)

も吹けるようになるということです。

この辺りがすらすらとできるようになってきたら、
裏コードでも吹けるように練習していきます。

曲に合わせてスケールを吹く

コードときたら、次はスケールですね。
同じように、マイナスワンに合わせてスケールを吹いていきます。

ここで難しいのは、

そのコードに対して、なんのスケールが吹けるのか

ということではないでしょうか。
私も勉強中なので、ここでけっこう詰まります。

分からない部分は先生に聞くのが一番なんですが、
それよりも前に、まずは

ダイアトニックコードかどうか

を考えるのがスケールを考える上では一番大切です。

というのも、ダイヤトニックコードであれば、
そのKeyのメジャースケールが使えるのでわかりやすいです。

いろいろあって難しいのは、
ノンダイアトニックコードドミナント7thのところかなと思います。

テーマを決めてアドリブ

次からはやっとアドリブの練習になります。
とはいえ、いきなりパラパラと吹くのではなく、テーマを決めます。

テーマとは例えば、

  • コードとリズムでモチーフを作る
  • スケールを8分音符で並べてラインを作る
  • その日練習したフレーズを入れる

などなどです。

基礎練習でやったことを曲で使うということを意識します。
最初はとにかく考えながら意識的に吹くようにしますが、
最終的には体(指)が勝手に動く、というレベルを目指します。

自由にアドリブ

最後に、これまでの総集編ということで自由にアドリブしてみます。

練習したことを入れられるように意識しながらも、
アドリブとしてのストーリーを作る」ことを意識します。

例えば、

  • 最初は音数少なく、低めの音から
  • 徐々に音数を増やしていき、高めの音に
  • 助走をつけつつ、高い音を伸ばしてクライマックスを作り
  • エンディングに向けて、徐々に音を下げていく

みたいなイメージです。

これまでいろいろと練習してきたことを、
さらに応用していく感じなので非常に難しいですが、
これができるようになったら絶対に気持ちいいので、
頑張っていきたいと思います。

まとめ

現時点での練習メニューを考えてみました。

全部をフルフルにやろうとすると一日ではとても終わらないので、
今日はメジャーコード、明日はマイナーコード、
というように、それぞれにテーマを持って進めていきたいですね。

ポイントとしては、一つ一つはちょっとずつでも、
一日の練習は、必ず「自由にアドリブ」まで辿り着くことかなと思います。

やっぱり基礎練習だけで終わってしまうと、
いつまで経っても、曲で使えるようにはならないと思うんですよね。

やることは山積みですが、少しずつ進めていきたいと思います。

合奏練習の前提。譜面通りに吹くことの大切さ

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ビッグバンドや吹奏楽、
オーケストラでもそうだと思いますが、
人と演奏する時に、
自分勝手に演奏してしまうと、音楽としてまとまりません。
自分もちゃんと吹きつつも、
周りに合わせる必要があります。
 
その時に大切なことは、
「譜面通りに吹く」
ということです。
 
何を当たり前のことを、という感じですが、
今回はこの辺りをちょっと考えてみたいと思います。

ビッグバンドでのコンマス経験

私は大学生の頃ですが、
ビッグバンドサークルでコンサートマスターをしていました。
その時に、
いい演奏になるのかについて考えていたところ、
まず、譜面通りに吹くということが
当たり前ながら、とても大切なことだと痛感しました

譜面通りとは?

譜面には様々な情報が書かれています。
それぞれについて、少し考えてみます。

音程

譜面には音符が書いてあります。
ピアノであれば、調律されていれば
鍵盤を叩けば正しい音程が出ますが、
サックスやトランペットなどの管楽器の場合、
正しい音程で吹くことがまず難しいです。
チューニングをしていても、
少し高くなったり低くなったりしてしまいます。
 
正しい音程で吹くことがまず大切です。

リズム

譜面にはリズムも書いてあります。
その通りに演奏する必要がありますが、
ちょっと走ってしまったり、遅れてしまったり、
正しいリズムで演奏することもなかなか難しいです。
 
ずっと8分音符が続いているようなところはいいかもしれませんが、
全音符で伸ばした後など、リズムを失いやすいです。
伸ばしている音の中でも、リズムを感じ続ける必要があります。

音量

譜面には音量の指定がある場合も多いと思います。
フォルテ(f)やピアノ(p)ですね。
 
まず楽器をちゃんと使えないと、
大きな音が出せなかったり、
小さい音が出せなかったりします。
出せても、音色が死んでしまうこともあると思います。
 
楽器をちゃんと使えるようになった上で、
譜面にある音量指定に合わせて、
演奏する必要があります。

音の長さ

これはけっこう忘れがちだなと思うのですが、
音符は、音程だけでなく、
音の長さも表現しています。
 
4分音符には4分音符の長さがあり、
16分音符には16分音符の長さがあります。
 
その音符は、均一の音で吹く必要があります。 
  • 音の出だしだけ大きい
  • 音が揺れる
  • 音の最後がしぼむ
みたいな演奏ではいけません。
金太郎飴のようなイメージで音を出す必要があります。

アーティキュレーション

譜面にはアーティキュレーションも指定されていたりします。
スラー、スタッカート、レガートなどですね。
これらもその通りに演奏する必要があります。
当然ながら、楽器のテクニックとも関係してきますね。

各自が譜面通りに吹けて初めて合奏練習になる

これらのようなことを気を付けて、
各自が譜面通りに吹けるようになることが
まずは大切だと思います。
 
これらができて初めて、
バンドとしての音楽を作る段階に入れると思います。
例えばですが、
  • 各楽器の音量のバランスを整えたり、
  • フォルテやピアノの音量を決めたり、
  • テンポを変えてみたり、
  • 楽器間のつながりを意識してみたり、
といったことを練習していくと思います。
 
ですが、繰り返しになりますが、
これらのことをしていくためにも、
各自が譜面通りに吹くこと
が大前提にありますし、
譜面にはいろんなことが書いてあるので、
すごく意識して演奏する必要があると思います。

まとめ

譜面通りに吹くという、当たり前のことながら、
意外に忘れられがちで難しいことについて書いてみました。
 
譜面には、
  • 音程
  • リズム
  • 音量
  • 音の長さ
  • アーティキュレーション
など、様々な情報が書かれています。
 
各自が一つ一つを着実に吹けるように練習した上で、
合奏練習に取り組めるといいのではと思います。
 
と、ちょっと偉そうに書いてしまいましたが、
何か一つでも参考になることがあったら幸いです。

スケール練習の目的を考える

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楽器が上手になるためには基礎練習が大切です。

まずはロングトーンから始まると思いますが、
ある程度音が出せるようになってきたら、
スケール練習をされる方が多いのではないかと思います。
 
しかし、私は目的がいまいち分からなかったため、
スケール練習がとてもつまらなく、
あまり練習をせずにきてしまったのですが、
最近になって、スケール練習の大切さを痛感しています。
 
目的があれば、練習にも熱が入ると思いますので、
何故スケール練習は大切なのかについて、
少し考えてみようと思います。
スケール練習とは、その名の通り、
スケールを一定のテンポで吹く練習です。
 
スケールもたくさんありますが、
最初はメジャースケールから始めることになると思います。
 
ドレミファソラシドレドシラソファミレド~
 
みたいな感じですね。
メジャースケールに関してはこちらもどうぞ↓
とはいえ、
メジャースケールも全部で12個ありますから、
全て吹けるようになるのはけっこう大変です。
なかなか根気がいる練習ですね。 

スケール練習の目的

指が動くように

サックスという楽器は、
まず何よりも指が動かないことには始まりません。
指がたくさん使える楽器なだけに、
譜面も細かい音符がたくさん出てきます。
 
ということで、
指を動かせるようになるため
というのが、スケール練習の最初の目的かと思います。
 
私のようにスケール練習をあまりしないでいると、
譜面で難しい指使いが出てくるたびに、
何度もその箇所を練習することになります。
また、まんべんなく練習できていないために、
苦手な指使いというのがどうしても出てきてしまいます。
(薬指とか小指とか・・・)
 
しっかりとスケール練習をしておくことで、
指が早く動くようになり、
譜面に対応するスピードも上がってくると思います。

アドリブ時、考えなくても吹けるように

アドリブの基本は、コードスケールだと思います。
これらはしっかりと覚える必要があります。
しかも、演奏中に考えながら吹くという余裕はありません
 
なんか自然と吹けちゃった
 
という状態までいく必要があります。
そのために、スケール練習が必要になります。
 
勝手に指が動いてしまう
という状態まで繰り返し練習しておくと、
演奏中に音を間違えることが無くなっていくと思います。

スケール練習のポイント

楽器で出せる音は全て使う

苦手な指使いを無くすことが目的の一つですので、
1オクターブだけで練習してもあまり意味がありません。
一番低い音から、一番高い音までで練習が必要です。
 
ドレミファソラシドレミファソラシドレミファ
ミレドシラソファミレドシラソファミレドシド~
 
みたいな感じです。
これを12個ですが、始める音はそのキーのRootでいいと思います。 

全ての音を均一に

サックスは音によって出しやすい音や出しにくい音があります。
特にオクターブキーを挟んだあたりは音色が変わりやすいです。
ですが、聴いている人からすると、
突然音色が変わるというのは、気持ち悪いですよね。
楽器が下手だな~という印象を与えてしまいます。
 
なので、スケール練習では、
隣同士の音の音色が変わらないように
気を付けて練習することが大切だと思います。
音が自然と流れるようになってくると、
一気に上達したと感じられると思います。

こちらも参考になるかもです↓ 

できるだけ譜面は見ない

これは特にアドリブを目指す人向けかもしれませんが、
できるだけ譜面は見ない方がいいと思います。
 
というのも、譜面を見ながら練習するのだと、
指は動くようにはなりますが、
結局覚えていないため、アドリブには対応できないです。
 
結局、アドリブで使えないと意味がないので、
譜面は見ずに、頭の中でイメージをしながら練習することが大切だと思います。

まとめ

スケール練習の目的は、
  • 指が動くように
  • アドリブ時、考えなくても吹けるように
また、スケール練習のポイントは、
  • 楽器で出せる音は全て使う
  • 全ての音を均一に
  • できるだけ譜面は見ない
ということかな~と思います。
私もまだ苦手なキーだらけな状態で、
これから頑張って練習していこうと思いますので、
ぜひ一緒に頑張ってもらえると嬉しいです。

【サックス】楽器の選び方。いい楽器とは何か?について考えてみる

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これまでの私は、
あまり楽器自体に興味がありませんでした。

というのも、私が使っている楽器は、
信頼のおけるプロの方に選定して頂いたため、
自分でこれ以上のものを選ぶことは無理だろうと
勝手に諦めてしまっていたためです。

ところが、最近私が習い始めた先生が、
サックスに詳しい(いい意味でマニア)こともあり、
ようやく、
楽器そのものにも興味を持つようになりました。

(これは、いいことだと思う反面、
 非常に高価な楽器が欲しくなるという
 不幸の始まりなのかもという恐怖もあります^^;)

習ったことを踏まえつつ、
現時点の知識で、
どういうものがいい楽器なのかについて、
少し考えてみたいと思います。

自分の目指したい音が出発点

一番最初に思うのは、
自分の目指したい音が出せるか
というポイントです。

これが無いと、
例えどんなにすごい人がいい楽器だよと
言ってくれたとしても
宝の持ち腐れになってしまいます。

また、目指したい音がある場合、
それと違う音がするのであれば、
どんなに高価なものでも、
自分にとってはいい楽器ではない
ということになると思います。

自分を助けてくれるという視点

ちょっと違う視点で大切だと思っているのが、
自分を助けてくれるか
というポイントです。

例えば、大きい音が出したい場合、
自分を鍛えて息を早く出せるようにする
というのも一つの方法ですが、
楽器自体が大きい音を出しやすいものを選ぶ
ことで、上達へのショートカットができます。

他にも、

  • ピッチがいい
  • (中古などで)既に音が抜けている

なども、このポイントになるかと思います。

細かな評価ポイント

艶のある音が出る

とても抽象的な表現ですが、
音色に艶があること
は、いい楽器の条件になると思います。

もちろん好きな音色は人それぞれですが、
やっぱり聞いていて
気持ちがいいと感じる音は、
パサパサと乾燥した音
よりは、
艶やかで広がりのある音
なんじゃないかな~と思います。

表現力が豊か

一つの楽器で様々な表現ができる
ことも、大切な要素かと思います。

私がよく注意されるのですが、
とにかく良く鳴る
というのだけでは、あまりいい楽器とは言えません。

それよりも、

  • 明るく鳴らしたい時は鳴らせる
  • ダークな表現もできる

というように、
表現力が豊かな楽器がいい楽器のようです。

歌が上手いと感じる歌手の方も同じですよね。
私の好みもありますが、
例えば、ドリカムの吉田美和さんとか、
とても表現力が豊かで上手だな~と感じます。

音の立ち上がりが早い

音楽では、音の出だしはとても大切です。
お正月にやっている格付け番組でも、
音の立ち上がりで、プロの演奏か、
アマチュアの演奏かを聴き分けられる
ということが言われますね。

そのため、息がすぐに音になる楽器というのは、
とてもいい楽器の要素になると思います。

先日、先生の楽器を吹かせてもらいましたが、
音の立ち上がりがめちゃくちゃ早くて、
吹いていて、とても気持ちが良かったです。
(あ~いう楽器が欲しいなぁ。。。(笑))

全ての音が粒立つ

これは、特に、
早いフレーズを小さな音で吹く
という時に、特に顕著になるかと思います。

普通の楽器だと、どうしても、
音が混ざってしまう感じがあったりして、
一音一音が聞こえづらくなったりします。

何を吹いているのかよく分からない
というのは、聞いていても微妙なので、
細かな部分でも音が粒立つ
楽器というのは、良い楽器と言えると思います。

まとめ

他にもあるとは思いますが、
一旦、現時点の知識で、
いい楽器の条件についてまとめてみました。

こういうことを意識しながら、
いろいろな楽器を吹いてみることで、
自分でもいい楽器を見分けられるようになるかなと思います。

そうなると、
より自分の楽器に愛着も持てるでしょうし、
何より、吹いていてより幸せな気持ちになれるんじゃないかなと思っています。

【サックス】フラセルとアメセルの違い

サックス吹きなら誰もが知るセルマー。
ビンテージサックスの代表格ですね。
私もテナーはフラセルのマークⅥを吹いています。
 
そんな中、
ジャズにはフラセルよりアメセルの方がいい
という意見を聞いたりすることもありますが、
そもそもアメセルとかフラセルって何?
って感じだったので、ちょっと調べてみました。

フラセルとは?

フラセルとは、
フランスのセルマーパリ社で作られたサックスです。
フランスセルマーの略です。
 
フランスのクラリネット奏者だった
ヘンリ・セルマーさんが創始者で、
サックスの製造は1922年から始めたそうです。(Model22)

アメセルとは?

アメセルとは、
アメリカのセルマーUSA社で作られたサックスです。
アメリカンセルマーの略です。

創始者のヘンリ・セルマーさんの弟の
アレクサンダー・セルマーさんがアメリカで演奏活動していて、
お兄さんの楽器をアメリカで販売しようとして始めたそうです。
 
ポイントとしては、
フランスで作られた楽器を輸入したのではなく、
パーツとして輸入し、アメリカにて
組み立て・調整・塗装を行っている点です。
 
これにより、フラセルとアメセルでは、
パーツは同じでも、違ったキャラクターになっています。
アメセルがジャズ向きというのも、
当時のアメリカのマーケットに合わせたためのようです。
 
ちなみに、楽器として輸入しなかった理由は、
楽器のままだと莫大な関税がかかるから
と言われています。

フラセルとアメセルの見分け方は?

これが、製造番号では区別がつかないらしく、
素人にはなかなか難しいです。。。。
 
となるとどうするかというと、
  • 色見(アメセルの方がダーク)
  • 彫刻(アメセルの方が豪華)
  • 値段(アメセルの方が高価)
などで見分けていくみたいです。
(値段は見分け方とは違うかもしれませんが・・・)
 
色見や彫刻については、
イシバシ楽器さんのサイトに写真が掲載されていましたので、
引用させて頂きます。

上がアメセル、下がフラセルです。
こうやって見てみると、けっこう違いますね。

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出典:http://www.ishibashi.co.jp
(記事名:The saxophone of Dream ?ヴィンテージSelmerを紐解く?)

どっちが優れてるの?

一般的に、
  • フラセル:クラシック向き
  • アメセル:ジャズ向き
と言われていたり、
  • 日本人はとにかくアメセル好き
という傾向があるそうですが、
いろいろと見ていると、
結局のところ、
どちらが優れているとかない
という感じかと思っています。
 
というのも、やはりサックスはかなりの部分が
(ビンテージ物は特に)手作業で作られますので、
それぞれの個体でいいかどうかが分かれると思います。
 
つまり、
いいアメセルはそりゃいいけど、
いいフラセルだってやっぱりいい。
実際、アメリカのミュージシャンでも
フラセルを使っている人は沢山いるそうです。
 
とは言え、楽器としての方向性はあると思いますので、
一応、ジャズ志向の私としては、いつかは
いいアメセルに出会えたら嬉しいな~とは思っています(笑) 

ちなみに、私の楽器はと言うと・・・

私の楽器は、15年くらい前に買った、
フラセルのマークⅥです。
なんですが、なんと買った時点から、
彫刻が全くありませんでした
こんな感じです↓

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なんでかなと思っていたのですが、
先日先生に聞いたところ、
前に使っていた人がラッカーを剥がしたから
だそうです。
 
というのも、フラセルとアメセルでは塗装方法が異なります。
フラセルは『ラッカー焼き付け塗装』です。
  • 塗膜が厚く、腐食に強いが、
  • やや硬めの音で、音抜けに時間がかかる
という特徴があります。
 
アメセルは『ラッカー吹きつけの自然乾燥』です。
  • 塗膜が薄く、腐食したり剥げやすいが、
  • 音抜けや楽器の鳴りが良い
という特徴があります。
この辺りがジャズ向きといわれる理由かもしれません。
 
で、上記のような特徴があるため、
前に使っていた人は、
ラッカーを剥がすことで、楽器の鳴りを良くしようとした
ということだと思います。
 
まあ、彫刻がないのも渋くて好きですが、
豪華な彫刻への憧れが無いわけではありません^^;

まとめ

フラセルとアメセルの違いについてまとめてみました。
見分け方は慣れるまではちょっと難しそうです。
どちらも「いい楽器はいい」ということだと思いますが、
目指す音に近づけるためにも、
楽器の作られ方も意識できたらいいなと思いました。
 
こうやって調べていると、
もっといろいろな楽器を吹きたくなってしまいますね(笑)

サックス上達のコツ。楽器のコントロール力を鍛える

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サックスをある程度吹いていると、
ちょっと聞けば、
その人が上手かどうかはすぐに分かるようになります。
 
では、そのポイントは何なのか。
上手な人の特徴を考えながら、
そのために効果的な練習についてもまとめてみようと思います。
 
他にも沢山あるとは思いますが、
楽器のコントロールという点にポイントを絞ってみます。
参考になる部分があったら幸いです!

上手な人の特徴

キャプテン翼の名セリフに
『ボールは友達』
というのがありましたね。
 
サックスに関しても同じだと思います。
サックスは友達
と言えるくらい、
サックスに振り回されることなく、
ちゃんとコントロールできる人は聞いていて上手だなと思います。
(本当の友達はコントロールしちゃダメですよ)
 
これがなかなか難しいんですよね。
ピアノとかと違って、
キーによって出しやすい音や出しにくい音があって
単純に吹くだけだと、簡単にサックスに振り回されてしまいます。
真ん中のレとかなかなか音が抜けないです。。。

コントロールするとは?

サックスがコントロールできるとは、
大きくは以下の3点かと思います。 

音がまっすぐ伸びる

まずは、音がまっすく伸ばせることです。
ピアノとかですと、鍵盤を押せばまっすぐな音が出ますが、
サックスだと、まずここが難しいです。
 
息を吐くスピードが乱れたり、
口の形がちょっとでも変わっただけで、音が揺れてしまいます。
 
上手な人は、たった一音を吹いただけでも、
あっ、違う。かっこいい!」って思います。

高音から低音まで、均一に出せる

サックスはキーによって音の出しやすさが違います。
中音域は比較的出しやすいですが、
高音や低音は難しいです。
高音はつい口を締めてしまい、か細い音になりやすく
低音は音にしずらいため、タンギングが強くなりがちです。
まさに私が先生によく注意されるポイントです。。。
 
しかし、上手な人はどの音も均一に出せます。
高音が高音に聞こえないくらい自然ですし、
低音も優しく音にすることができます。
高音を楽に出してる感じとかめっちゃかっこいいですよね。

指が早く正確に動く

これはどの楽器でも同じかもしれませんが、
特にサックスは指を沢山使える管楽器なので、
曲とかでも、細かいフレーズを担当することが多いです。
なので、指が早く正確に動くことも重要です。
 
ちょっと上級編になってくると、
指の動きとタンギングがしっかりと合うように
することも大切になってきます。

各ポイントの練習方法

音をまっすぐ伸ばすには

これは基本中の基本である『ロングトーン』ですね。
ですが、ただ音を伸ばせばいいというわけではなく、
ちゃんと腹式呼吸やアンブシュアを意識しながら
練習する必要があります。
呼吸法などについてはこちらで書いています。
ゆっくりでいいので、
しっかりと息を吐ききるようにして、
最後の苦しいところでも音が揺れないように
意識しながら練習するのがいいかと思います。
 
ちなみに、私はロングトーンの練習が苦手です。。。
なんか一人だとつまらなくて。。。
なので、もし一緒に練習できる人がいるなら、
一緒に練習するのもおススメです。
音程を合わせる練習も兼ねることができますね。

高音から低音まで、均一にするには

これもロングトーンで解決できる部分もありますが、
他の練習方法としては『オーバートーン』があります。
 
サックスは倍音楽器なので、
指は同じでも、息の入れ方によって違う音が出ます。
それを利用して、
指は最低音を押さえ(全部キーを閉じる)、
その音で出せる倍音を出していきます。
 
この時、口を締めて出すのはダメです。
口は同じで、息の方向やスピードだけを変える感じです。
このオーバートーンで倍音を出した時の口や体、息等が、
実際にその音を吹く時にもできるようになると、
音が均一になってきます。
 
私も苦手で練習中です。
3番目のシ♭がなかなか出ないんですよ。。。 (-"-)
 
また、低音については、ロングトーンをする時に、
タンギングをしないで練習をするのがいいと思います。
息をゆっくりから入れていき、
少しずつスピードを上げると途中で音になるタイミングがあります。
これを繰り返して、
徐々に最初から音が出るような息の入れ方を身に付けていきます

指を早く正確に動かすには

これは何度も繰り返し吹くしかありません。
ポイントはゆっくりから練習することです。
 
私の大好きなピアニストの小曾根真さんも、
とにかくゆっくりから練習すること。
ゆっくりで弾けたことは早くても弾けるけど、
早く弾けないことはゆっくりでも弾けない。
というようなことをおっしゃっていました。
(何かの雑誌の記事だったと思います)
 
焦らず、メトロノームを鳴らしながら、
繰り返し練習していきましょう。
スケール練習などで行うのが良いかと思います。
 
譜面を練習する場合は、フレーズ毎に区切って、
後ろから練習していくのがいいですよ。
最初から順を追ってやっていくと、
まだまだ先が長いって思って、
途中で気持ちが滅入ってしまいやすいです。。。

まとめ

楽器をコントロールできるようになると、
一気に上手に聞こえるようになると思います。
 
実際には、様々な音色が出せるようになるとかもありますが、
まずは上記3点をしっかりとできるようになることが、
基礎固めとしても必須かと思います。
 
サックスが上手な人ってほんとにかっこいいですよね。
私も早くそうなれるように頑張りたいと思います。
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